Mehndi メヘンディアート(ヘナタトゥー)講座・スクール
その1・そもそも、Mehndi メヘンディ(=ヘナタトゥー)とは何か?
ボディアート系の中でも独特の位置づけであるメヘンディ(Mehndi)。
ペイントとは違い、ヘナという植物で一時的に肌を染めるボディアートで、
1週間~2週間程度で消えるため、
インスタント・タトゥーとも言われます。
インドーアラブ中東ーアフリカに古くから自生していたヘナという植物が原料のため、文化的な歴史も非常に古く、
体に描いて染めることは、魔よけの意味があったといわれています。
「メヘンディ」という言葉はヒンディー語で、「ヘナで肌を染める」の意味を持つため、インド特有の文化と思っている人も多いですが、実際には、ヘナが自生するエリアに共通の文化なので、サウジアラビアやエジプト、チュニジアやモロッコなどでも盛んです。
特に結婚式などおめでたい席では、花嫁・花婿だけでなく、式に列席する者たちがこのヘナアートを施して準備し、
式に参加するなど、慣習として根強く残っているといえるでしょう。
このエキゾチックな文化は、近年先進国にも広く伝わり、消えるタトゥーとして、ファッションの一部に取り入れられました。
その2、Mehndi メヘンディの材料であるヘナとは?
インド~アラブ中近東~アフリカ地域に自生している植物で、寒さに弱く、日本で育てるには沖縄の緯度に匹敵するか、温室が必要です。
自生地域では2メーター位の木に成長します。葉の中にあるローソンという成分が、染色力と殺菌力を持っており、この薬効成分から、同地域では薬としても使われています。日本では、白髪染めとして普及し、広く知られていますが、原産国の事情で混入物が多いため、現在法律で輸入の際の規定がされています。それでも違法なヘナの販売があとをたたず、皮膚トラブルの原因となっています。
(講座では、安全なヘナの選別の仕方と日本での取り締まり状況や法改正の経緯をしっかり学習します。) |
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その3.Mehndi メヘンディの染まっていく様子
ヘナが肌を染める仕組みは、左の写真のとおりです。
ヘナをペースト状に加工したものを材料として、肌にのせるように描いていきます。
これが翌日には、オレンジ~明るい茶色といった感じに染まり始め、2日目には、レンガ色から濃い茶色へと変化していきます。染まる過程の色の濃淡は、個人で差がありますが、完全発色までに、24時間~48時間程度はかかるという部分は、余り変わりません。つまり目安は、写真のとおりということです。
写真の完成形は、染まったメヘンディに、ちょっとしたデコレーションを施した状態です。
ホワイトはボディ用のペイントを使っており、ヘナではありません。
ネイルチップもメヘンディ風のデザインですが、材料はヘナとは関係ありません。濃く茶色に染まっている部分が、ヘナの部分で、ヘナにはこの一色しかありません。
染色してから消えるまでには、染めた部位が水に触れやすかったかどうかなと、術後の管理状態によっても違ってきますが、がっつり一ヶ月染まったまま、という事はありません。
海外などでヘナを体験したという人で、「短時間でくっきりとすぐ染まった」「1ヶ月染まったままだった」などの方は、ヘナに薬物が混入していた可能性が高いです。
かぶれなどが出た場合にはすみやかにお近くの皮膚科へ行くことをお勧めします。 |
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Mehndi メヘンディ(ヘナタトゥーアート)講座の目的
講座の目的は、ゼロから自分で材料を作り、描けるようになることがひとつの目標です。
(初心者歓迎です)そして、実技はもちろんのこと、プロとして活動するために欠かせない法的知識や金額の設定の仕方など、ビジネス的なお話も盛り沢山。特に重要な、輸入品と薬事法の関係・関係省庁との関わりなど、個人で調べるのが難しい問題についても、わかりやすく説明し、ヘナの安全性や人体への影響についても、理解を深められる内容となっています。
実験結果など、モニター写真のデータ・資料が豊富で、非常に実践的な講座となっています。短期間で効率よくマスターし、早いデビューを後押ししています。
また、メヘンディの伝統的な意味や慣習、地域の歴史なども、基本的な知識としておさえていきますので、楽しみながら、人に教えたりお客に説明するなどのトークができる様になります。 |
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Mehndi メヘンディのスクール/マンツーマンレッスンのご案内 |
■マンツーマン講座・一日コース(完全予約制)
・プライベートレッスンとなります。(所要:8-10時間+2+2時間)
◆場所/ジジ!神楽坂サロン店(東京都新宿区)
◆日時/お客様のご希望の日程でご予約制
受講費その1:45,000円(税込み/材料+食費+スタートセット付き※)コンサル無し
受講費その2:55,000円(税込み/材料+食費+スタートセット付き※)コンサル有り
→2015年5月30日の小笠原沖地震(マグニチュード8.1)から一時的に値段を下げています。
★講座のお申し込みは、受講会場となります、インドアラブ衣装店ジジ・神楽坂サロンのサイトからお願い致します。お申し込みはこちらから!
※当店と全く同じ環境を再現できるメヘンディの道具一式+オリジナルテキスト+ヘナパウダー100g+レシピ材料類+メヘンディのデザイン本3冊お持ち帰りのセット。
※チャイ+神楽坂ランチorディナー+休憩タイムお菓子付(無料です)
2+2時間というのは、後日使える権利(時間)のことです。2時間×2回迄、無料にて、重ね描きやご質問、ご相談にのります。講座の受講後、ご質問やおさらいなどがしたい場合のフォローをしようと考えてこのように設定しました
・あいまいな知識ではなく、しっかりと理論に裏づけされた知識を学び、描き方、染め方など実践的で重要なポイントを習得できます。
・すぐスタートできる道具と材料が一式持ち帰れます。
・道具や材料をそろえる手間が省けますので、忙しい人や、
帰宅後すぐにも開始したい方には、断然お勧め。
・経営者の皆さんがご心配の法律部分、メニュー構成や
金額設定の仕方など、ビジネスのご相談に乗ります!
この講座を受講すれば、他の高額スクールに通う必要は
全く無いと考えます。
これだけで完結できる濃い内容にしました。
<理論部分>
■地理的・歴史的・文化的背景
・ヘナの生息地域と宗教の関係
・染める力と薬効について
・原産国の事情・・・混ぜ物の混入について
・世界のメヘンディ(各国の諸事情、状況)
・予想される代表的なケミカル成分について
■薬事法について
・厚生労働省(薬事法)ヘナの取り締まりと経緯
・流通しているヘナの問題点や注意点
・必要なライセンスについて
・ヘナ粉の選び方(重要!)
・周辺の美容系の法律について
■著作権法について
・そもそも著作権法とは?
・デザインの著作権について
・SNSを使った集客の際の注意事項
・最近多いトラブルの例
<実技部分>
■材料を作る&描く
・ペーストの作り方
・上達への近道、特徴をつかんだ描き方のコツ
・描いたあとのフォローの仕方(濃く染めるコツ)
・消え行くヘナを綺麗にフェイドアウトさせるには?
・アラビックデザイン×インドデザインの違いと描き方
<PCを使って写真を見ながら確認の講義>
・ヘナの染まり具合の「個人差」とは?
・万民に共通する「染まりのルール」とは?
・肌の動きに留意して仕上がりの歪みを避けるコツ!
・マタニティやブライダルなど大型の施術で記念撮影が
予想される作品の描き進め方と注意点!
(
ここでは大量のモニター写真を複数使って説明)
<デザインの意味ついて>
・モチーフの意味について
・知識を深めるお勧め本の紹介あり
<資格について>
・スクール認定資格と国家資格の違い
<ビジネスのご相談に乗っております>※
独立起業タイプ、副業タイプ、既に経営者の方のサイドメニュー追加など、様々なシーン毎でのご相談などに乗っています。今は趣味でもいずれ、・・・など、ボディアート系のビジネスをお考えの方も、お気軽にご相談下さい。
・メニューへ組み込む際の現実的な注意点
・金額の設定+メニュー作成のコツ
・顧客クレームになりやすい、気をつけるべき点
・予防法務について(重要!)
※ここが不要な方は、その時間分を、メヘンディの施術や実技の方へシフトします。
○講師によるワンポイントメヘンディ=大きいです。
○上記のメヘンディ施術には、重ね描きの無料サービスがついており、後日その施術の際に、質問やおさらいが可能で、このフォローは無料です。 |
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雑貨の制作(皮・布・ガラス・陶器)/マンツーマン・レッスンのご案内
メヘンディの手法を生かして、雑貨を制作しませんか?(皮や、木工品、布、陶器、ガラス、などの雑貨で作品が作れるようになります。)
ボディアートでは無く、雑貨を制作するコーナーです。
素材は様々なものを選べて、材料費込みです。
世界でただ一つの作品を店舗販売品の強化に。
メヘンディデザインで、様々なアート作品にもトライ!